近年、2013年に厚生労働省の認可が承認されました。ホールICL眼内レンズのことです。このレンズの最大のメリットは虹彩切開術(PI)がいらないということです。これは一切身体に傷を残さないという画期的なものです。
国内は勿論、世界は9割以上はこのホールタイプICL(レンズに穴が空いているもの)が使用されています。
以前の旧型のICLは挿入をする際に必ず必要なことがありました。それが虹彩と呼ばれる部分に穴を空ける前処置の手術になります。*現在の新しいICLは身体に全く負担が要りません
上記の写真のようにレーザーで2箇所の穴を空けます。この処置はICLを挿入する手術の約2週間前に実施されます。この理由はICLを挿入した際に房水(目の中を循環している水)の循環を良好にすることによって、眼に対する負荷(眼圧上昇を防ぐ)を軽減させることができます。この2箇所の穴は約1mm以下の小さなものですが、自己閉鎖はしないので、レーシックと比較すると少ないですが、稀にグレア・ハロ(夜や暗闇などで光をまぶしく感じたりすること(グレア)、光の周辺に輪が見えたりすること(ハロ)を引き起こす可能性があります。
新型のICL(穴あき)のレンズは最初からこの虹彩に穴をあける 虹彩切開術(PI)の手間をなくすことにより、自然な房水の流れを確保することができる画期的な眼内コンタクトレンズなのです。現在は厚生労働省の承認が取れています。 しかも含水率(ほぼ水分でつくられている)が40%もあり、生体適合性がより高いもの、術後の合併症がないものになります。今はEVOプラスというブランドに変わっているようです
小さな穴(約0.3mm)が中心・左右の3箇所に穴があいており、より自然な眼の状態に近く抵抗感がない。